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冬はマラソン、夏は登山、年に2回は海外旅行が理想です

国立博物館の東洋館が好きな理由

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上野の国立博物館に年に3回ほど行く。国立博物館の敷地の中にはたくさんの展示場である建物があって、それぞれで魅力的な展示をしているのだけど、その中でも特に東洋館がダントツでお気に入り。

先日、ニューヨークのメトロポリタン美術館で日本美術のコーナー(コーナーと言うにはあまりに大きな展示スペースだが)を見ていた時に、なぜ自分は国立博物館の東洋館が好きなのかはっきりと気がついた。

どうやら自分は展示物ではなく、その展示物が置かれているスペースが気に入っているみたいだd。 もちろん、展示物自体に価値があることが前提だが、それがどのような空間に展示されているかのほうに好みの比重が大きい。

東洋館は本館に比べて、仏像や石像などの大きな展示物が多いため、「この石像は吹き抜けの天井が高いスペースに置く」というように展示物のポジションが前提となってその場所に納められている。しかし本館の展示物はガラスケースに収まるようなサイズのものが多いためどこにどの展示物を置くかという自由度は高い。

ただし本館の展示物はガラスケースの中に収まるものが続くため、次々とケースからケースへと視線を移し続ける連続が待っている。 東洋館は展示の工夫はもちろんのこと、フロアや階層も考えられているため見ていて飽きが来ない。 作品だけを楽しめれば良いならガラスケースでOK。でも展示空間も含めて楽しめる東洋館が僕は好きだ。

蛇足になるが、同じ意味で世界の博物館を巡ると最高峰はやはり大英博物館。展示スペースもオーディオガイドも工夫がこらされ、展示物ももちろん一級品。

ザ・ブリザード

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3月1日ファーストデイを利用して新宿のトーホーシネマズ歌舞伎町にて。

アメリカ沿岸警備隊史上もっとも偉大なミッションとして語り継がれる「SSペンドルトン号の救出劇」を、「スター・トレック」シリーズのクリス・パイン主演で映画化したパニックアクション大作。真冬の北大西洋を史上最大級のブリザードが襲い、巨大タンカーが遭難した。真っ二つに裂けたタンカーに取り残された32人の生存者を救出するため、バーニー船長率いる4人の沿岸警備隊が出動する。

ザ・ブリザード:作品情報−映画.com

直前まで「X-ミッション」とどちらを観ようか迷っていたが、スマートフォンアプリの「Filmarks」の評価の良かった「ザ・ブリザード」をセレクト。

以下、作品のネタバレあり。

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7度目のニューヨークは久しぶりの一人旅(5/5)

03:00
最終日も時差ぼけ解消せず真夜中に目が覚めてしまう。こんなに時差ぼけがひどいのは初めてのニューヨーク以来だな。

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09:00
その後もなかなか寝付けずに朝を迎える。シャワーを浴びてパッキングを済ませてハーレムのグレーターリフュージ教会へ向かう。以前「アマチュアナイト」を見たAPOLLOシアターの記念にパチリ。

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7度目のニューヨークは久しぶりの一人旅(4/5)

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13:00
起床。時差ぼけひどくて何度も寝たり起きたりを繰り返す。とりあえず出発。休日なので地下鉄に人が多い。そして、電車の本数が少ない。

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7度目のニューヨークは久しぶりの一人旅(3/5)

09:00
起床。シャワー浴びて、支度をして10時過ぎに出発。

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11:00
yelpで評価が高く名前が気になっていた「beyond sushi」へ。これは野菜を巻いてソースをかけた巻き寿司ですね。ちなみに黒い部分が米。なにか珍しいお米の種類なのかな?それにしてもbeyondは言い過ぎじゃないか…。yelpはベジタリアン受けが良い店が評価高い気がする。

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7度目のニューヨークは久しぶりの一人旅(2/5)

10:00
ニューヨーク2日目。時差ぼけで5時に起きてしまったが身体を休めるためにベッドの中でのんびり過ごし、支度を整えて10時に出発。まずは、ワンワールドトレードセンターへ。前日にスマホから予約しておいた11時に到着するように向かう。

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10:50
ほぼ予定通りにワンワールドトレードセンターの入り口から入場。完成からまだ半年、真新しいビル。そして目を引くのはエントランスの車止め。

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黒と黄色の目を引く色使いで塗られたコンクリートの反り返った鉄柱が、セキュリティチェックを終えた車だけの通行を許している。あんなことがあったビルだから、セキュリティの高さも世界一のレベル。

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11:00
ビルの中へ。行列を想像して事前に予約して行ったが、予想に反してがガラガラだった。オープンから半年経っているし、真冬の平日ということもあるのかな。なんにせよ良かった。空港並みの厳重なセキュリティチェックを済ませてエレベーターに乗って展望台を目指す。

個人的に、ワンワールドトレードセンターのメインコンテンツはこのエレベーターだと思っている。エレベーターの中は全面がモニターになっていて、高精細のニューヨークの映像がエレベーターの上昇に合わせて動く仕掛けになっている。

エレベーターを降りると、プロジェクションマッピングでニューヨーク各所の映像を至近距離で見せて、映像が終わると壁が上がり、眼下にリアルなニューヨークの展望が見えるという仕掛け。この日は天気にも恵まれて素晴らしい景色が文字通り眼前に飛び込んできたのがとても印象的だった。

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ただ、見応えのある仕掛けはこれだけ。他は普通の展望台と一緒。32ドルはちょっと高いかな?夕暮れの時間ならもっと良い景色が望めたかもしれない。

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展望スペースの一角に円形に並べられたモニタを前で映像に合わせてニューヨークの歴史や町の紹介をするコーナーがあり、結構人気を博していた。テンポの良いしゃべりと連動して切り替わる映像はなかなか楽しげだった。

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窓ガラスに沿ってぐるっと2周まわって、写真を存分に撮り終えてビルを出ることに。
しかし、この景色には後ろ髪をひかれるなぁ。昼間と夕方と夜と1日になんども出入りできるタイプのチケットがあったらいいのに。

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ワールドトレードセンターを出て、お隣のPath Stationのビルでランチにしようかと建物の中を散策。

このエスカレーターが並んでいるガラス張りのスペースは、以前はワールドトレードセンターの建築が進んでいく様を目の前に見ることができるスペースだった。そしてもっと前は9.11で崩壊した瓦礫の山を見渡すことができる、いわばあの事件を振り返るための場所だった。

まだまだ周辺の建物は工事の最中。景色も変わっていくし、景色を眺める場所も変わっていく。

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ちょうどランチタイムと重なってしまったせいで、昼食を取ろうと思って訪れたフードエリアがどこも人でいっぱい。

できればのんびり食べたいなあと思っていたので、せわしなくランチを済ませては席を立っていくニューヨーカーで溢れるロウアーマンハッタンを離れる。

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13:00
ランチ前に寒さが我慢できくなってきたのでユニクロを探して、地下鉄乗り換えなしで行けるユニクロソーホー店へ。セール価格になっていた赤い手袋をゲット。お店、前に訪れたときよりも少し広くなっていたかな。


11:30
手袋購入後、ソーホー付近で、ランチに良さそうなお店をyelpで探してみて入った。「taim」というファラフェル(中東のコロッケ)のお店。

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店内は中央に大きなテーブルとそれを囲うようにイートインのスペースがり、持ち帰りする人とその場で食べる人が半々ぐらい。ちょうどお昼ごろということもあったけれどお店はかなり繁盛していた。

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初めて食べるファラフェル。パサパサしていて日本の肉団子のようなジューシーさは無いけれど形はそっくり。このファラフェルがゴロゴロ入っていて野菜もたっぷりで食べ応えもありグッド。別の場所でも見かけたのでチェーン展開している様子。

あまり油っぽくもないので、お昼ごはんをこれで済ませればかなりヘルシーかも。ただし、これひとつじゃちょっと足りないかな。

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ランチの後はコーヒータイム。taimの近くにあった「Joe & the Juice」へ。このコーヒーショップは、コペンハーゲン空港でかっこいい内装のお店があるなぁと名前を覚えていたので、ニューヨークでも見つけた時は嬉しかった。

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みんな居心地の良いソファで自分の時間を過ごしている。僕も日本からの連絡にレスを返したりとゆっくり過ごす。

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食事の後は時差ぼけのせいか眠くなってしまい、部屋に戻ることに。の前に、グランドセントラルへ寄り道。

ウィリアムズバーグに戻ってきて、駅近くのデリで食材を調達。このデリはずっしり大きい甘いマフィンがあって、太りそうだなぁとおもいつつもトータル3回も食べてしまった。

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19:00
長めの昼寝から起きるとすっかり夜になっていた。このまま1日を終えるのはあまりにもったいないので、夕食がてらウィリアムズバーグ周辺を散歩。

飲食店がかなり多い印象。これぞアメリカ!という感じのダイナーがあったりと歩いているだけでなかなか楽しいが、如何せん寒い。

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ナイスな店構えのピザ屋で腹を満たし、ビールを買って部屋に戻る。

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交差点を渡る時に、マンハッタンの方向に目を向けると、昼間訪れたワンワールドトレードセンターがまっすぐこちらを見ていた。


3日目に続く

 

7度目のニューヨークは久しぶりの一人旅(1/5)

約3年ぶりのニューヨークは、久しぶりの一人旅。これまで数えて7回訪れたニューヨークも、しばらくの間は再訪の機会がなさそうなので楽しみなが振り返って旅行記を書くことにした。これからニューヨークに行く人や、初めてニューヨークを訪れる人にとっての参考になればいいなあ。

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09:00
成田空港。11時のフライトの2時間前に到着。さっそくANAのカウンターでトランクを預けて、写真を撮りながら空港散歩。空港は普段は見れない働く人や働く車が眺められて飽きさせない。今回も写真を撮りながら楽しく過ごせた。ラウンジで軽くご飯を食べて出発。

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機内では映画を観たりウトウトしたり。映画館で観たいなと思っていて結局見逃していた「マイインターン」が観れた。ちょうどブルックリンを舞台にした映画だったのでニューヨーク行きの気分を盛り上げてくれた。作品自体も良い出来で、観る前は全く想像していなかったがアル・パチーノがなかなかいい味を出していた。

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今回は日本を午前中に出発して、現地ニューヨークに午前中に到着する便。飛行機を降りてからスタートする1日に向けて映画以外はとくに何かをするでもなく、なるべく体を休めておいた。

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