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冬はマラソン、夏は登山、年に2回は海外旅行が理想です

マイ・インターン

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昨年、映画館で見逃していたマイ・インターン。「プラダを着た悪魔」が結構好きなのでいつか見たいなぁと思っていたところ、ニューヨーク行きの機内というバッチリなシチュエーションで鑑賞。

デ・ニーロが言うから決まるセリフの数々がいい味を出していた。ぐっときたのが「クラシックは不滅だからね」と「(ハンカチを)持ち歩く最大の理由は人に貸すため」。

出張先のホテルでジュールズ(アン・ハサウェイ)と一緒にテレビを見るウィテカー(ロバート・デ・ニーロ)。ジュールズはすぐに眠りに落ちてしまうがその横でウィテカーが流す涙、あれはどんな涙なんだろう?

子供ほど年の離れた上司の奮闘ぶりかな?なんとかしてやりたいけど、プライベートまで立ち入れないもどかしさ?自分も通ってきたであろう人生の苦難をジュールズの姿に重ねたのか。

そう言えば、初めてニューヨークに行った2005年、前日の夜にロバート・デ・ニーロの「タクシードライバー」を見たっけなぁ。

Amazonで買ってAmericaで使える「READY SIM」

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もうタイトルそのまんま。本当に素晴らしい。SIMフリーのスマホを海外で利用するようになってからずっと悩ましかったデメリットを全て打ち消してくれたナイスな一品。

  • アマゾンで買えるので到着した空港でSIMを売っているカウンターを探して並ばなくてよい。空港で買えなかった時に街中のケータイショップに行かなくてよい。
  • 容量500Mで3,000円ほど。(少なくともアメリカでは)現地のキャリアショップでSIMを買うより安い。
  • アクティベートが超簡単。
これから海外行くときは毎回READY SIMでいいかもと思ってしまうほど。ニューヨークの一週間の滞在中、グーグルマップやフェイスブックを使いまくっても全く問題ありませんでした。
アメリカにSIMフリーのスマホを持っていく人には絶対におすすめ。

オデッセイ

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ニューヨーク行きの機内で鑑賞。

ヒューマンドラマと聞いていたので飛行機の小さなモニターで見てしまったが、これは大きなスクリーンで見ればよかったなぁ。最近、妙に地球外の惑星に縁のある(?)マットデイモンの最新作。オーシャンズシリーズで周囲からいじられまくりの彼が一番馴染み深いのでシリアスな役柄を演じるとしっくりこないが、今作は笑いを誘う自虐的なテイストが良い味を出していた。

で、中身のお話は、「植物学習マーク・ワトニー(マットデイモン)による夏休みの自由研究日記。ただし火星で」とうい具合。取り残された火星で生き抜くための数々の困難を、持ち前のポジティブさとNASAの協力、そして自身のスキルとノウハウを活かしてクリアしていく。途中からは、彼を置き去りにしてしまったクルーの協力も加わり、物語はアポロ13のような盛り上げるを見せる。

もっと孤独に苛まれるような描写や、約4年という一人で過ごすには永遠とも思えるような辛い時間の流れが描かれるのかと思っていたが、どちらかと言えば記録として残すためのビデオログを通して、自信に語りかけるような話し方で自分を勇気付け、生き残ることに真正面から向き合う姿勢が描かれていた。また、過酷な状況に対するマットデイモンの姿勢が表れているかのような優しい心強いクラシック音楽と陽気な80年代のディスコサウンドがとても印象的。

NASAが全面的にバックアップしているだろう今作でバッドエンドはありえない、という意味でも素直に楽しめる作品。IMAXでもう一回見ようかな。

 

セッション

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「セッション」12/19(土)池袋の新文芸座シネマカーテンコール2015にて。
 
今年は、前年比比べるとけっこうな頻度で映画館で映画を見た。と言っても洋画のブロックバスターばかりだけれども。
で、最後がセッション。
 
公開時に見逃してしまい、兼ねてから聞いていた「衝撃作」をスクリーンではなく自宅の環境で見るべきかどうかと思案していたところ、新文芸座で一夜限り上映されるのを発見し、幸運にもスクリーンで観ることができた。
 
で、ここから下はネタバレ。
 
この映画、後味が非常に複雑。フレッチャー教授に嵌められたニーマンが最後、これ以上ないほど生気に満ち溢れた表情でドラムを叩く。怒りでも憎しみでもなく。
あれはニーマンがフレッチャー教授に対して、自分と対等な関係を築き、そして同じ舞台に立っていることに対する「満足」なのではないかと感じた。結果、セッションのラストとしては、またひとり新たな狂気が産まれた瞬間なんだなぁ、と。まさに狂気から生まれた狂気。
 
いろいろな要素や背景が絡み合う大作映画もいいけど、たまにはこうストレートに、ガツンとくる作品も悪くないなあ。

STAR WARS フォースの覚醒

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公開初日、TOHOシネマズ新宿にて。いろんな切り口で、楽しめたところ、もっとこうあって欲しかったところ、などなど思うところたくさん。
ぐるぐると思考を回転させて思うことは、JJエイブラムスはルーカスの手から離れた最初のスターウオーズとして、あるべき一本を作ったんだろうなぁと。ディズニー配給になって、最大公約数をとりつつ、旧来からのファンを満足させなくてはならない。マーケティングの申し子のような映画をつくることが命題だったはず。そのミッションにキッチリと答えた映画だったと思う。

バットマンvsスーパーマンのキービジュアル

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前売り券のデザインにも使われているこの画像、アメコミっぽくていい雰囲気出ている。
最近、日本向けの洋画のポスターデザインがイケてない等言われているが、ちゃんとツボをおさえてるケースだってあることを知っとかないとね。

007 SPECTRE

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ジェームズ・ボンド in IMAX !!

ということで行ってきました。007 スペクター先行上映の初日11/27。

金曜夜の新宿ということもあって劇場は満員。IMAXという環境の良さもあって興奮冷めやらぬままに速攻レビュー。(ややネタバレ気味なので未鑑賞のかたはご注意)

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