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冬はマラソン、夏は登山、年に2回は海外旅行が理想です

スパイダーマン ホームカミング

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行ってきましたスパイダーマンホームカミング公開初日。

ピーター・パーカーが、と言うかソニーと言うスタジオ的にと言うべきか、絶妙なポジションからアベンジャーズメンバーをいじり倒す芸風がとても最高でした。特にキャプテンアメリカの扱いがひどくてキャップファンとしては非常にうれしい誤算だった。

ストーリーの主題としては、「大いなる自由には責任が伴う」というアベンジャーズシリーズ共通のテーマを、アイアンマンが噛み締めながらスパイダーマンに諭し、成長を促すという構図。ニューヨークの親愛なる隣人であるスパイダーマンの成長を、アベンジャーズの中の新人という最高のスパイスで見せてくれる。

構図として面白いのが、完全無欠のヒーローであるアイアンマンが、すぐに助けてくれるという状況があり、観客もマーベルファンとして、その登場を楽しみにしてしまっている。しかし、その期待をはねのけて活躍してくれるスパイダーマン。ヴァルチャーとの戦いの後、ビルの屋上に佇むスパイダーマンの横顔でこれでいいのだ!と納得させるパワーがあった。

アベンジャーズという絶対的なパワーの象徴がニューヨークのスタークタワーとしてそびえ立ち、その足元にいるスパイダーマン。最初はどうにかして認められてアベンジャーズ入りを切望するスパイダーマンが、作品を通して成長し最終的には自分がニューヨーク守るポジションにつく。ニューヨークから北部に引っ越すアベンジャーズと、マンハッタンにとどまるスパイダーマン。見事なバトンパスだったとおもう。

そのほかにも、久しぶりのペッパー登場!や、蜘蛛スキルとアイアンマンスーツ的なテクノロジーの親和性の高さとか、郊外にめっぽう弱いスパイディーなどなどネタには事欠かない作品でした。

双六岳、笠ヶ岳:南アルプス小屋泊縦走

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初めての北アルプス

0日目:新宿から毎日アルペン号で出発
1日目:新穂高温泉→さわび平小屋→鏡平山荘→双六小屋
2日目:双六岳双六岳秩父平→笠ヶ岳笠ヶ岳山荘
3日目:笠ヶ岳山荘→杓子平→新穂高温泉→新宿

今年のお泊り登山は念願の北アルプス。しかも夜発&山小屋2泊と自分にとってはかなり長めの山行。メンバーも途中から1人合流を含む大人数5人パーティー。

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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女

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themummy.jp

 

行ってきました公開初日。TOHOシネマズ日劇にて。

ダーク・ユニバースの第1作目となる作品ということで、本編スタート前のUNIVERSALのロゴが出た後さらに回る地球の裏側から「DARK UNIVERSE」の文字が現れてくるという憎い演出でスタート。

物語は何か突飛な仕掛けやどんでん返しがあるわけでもなく、予告編から想像できる範囲のもので、砂漠からミイラを発掘しそれが原因でロンドンがパニック!といったもの。

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ドイツ〜チェコ鉄道旅

2017年の夏休みは、「どこへ行った」と言うよりは「どこを移動した」というような移動し続ける旅だった。9日間で計6都市。それぞれの都市の印象に残ったこと、良かったところを残しておきたいと思う。

ミュンヘン:オペラのライブビューイング

今回の旅でミュンヘンは特典航空券の関係で経由するだけだったため、観光はマリエン広場周辺をちょっと歩いただけ。その際に随分と大きな音が響いてくるなと思って歩を進めてみて出会ったのが、国立劇場前の広場で行われてたライブビューイングだった。おそらく国立劇場の中で行われているであろう演目を大胆にもその会場の外で見れてしまうという。スクリーンはやや小さかったが音響はバッチリで3ブロック先までテノールの声が轟いていた。

下の写真では明るく写っているがこれでも時刻は20時過ぎ。日の長い夏の夜をお酒片手にカジュアルにオペラを見て過ごすスタイルはなんだかとってもかっこよかった。日本も歌舞伎や寄席をこんなスタイルで演ったらとても粋だろうね。

場所はミュンヘン中央駅からマリエン広場へ向かい、そこから更に北に数分行ったところ。National Theater Bayerisches Nationaltheater

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デジカメ vs iPhoneのカメラ

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旅行中にいつも悩むデジカメ vs iPhoneのカメラ問題。今回も右のポケットにキャノンのコンデジ、左のポケットにiPhoneが入っていてどうにかならないものかと悶々としている。旅行中にあれこれ考えながらメリットとデメリットを整理してみた。

iPhoneのカメラの良い所

  • iPhoneだけ持ち歩けば良い:軽い、小さい、充電器1つで済む
  • そのまま友達、SNS、web上にシェアできる
  • 写真が地図にマッピングされる
  • 大きな液晶で写真を確認できる
  • 海外で時計合わせをする必要がない

デジカメの良い所

  • ズームできる
  • 画質良い
  • 写真を撮るという行為をより楽しめる
  • iPhoneの充電を気にしなくて良い

ということでどれくらい写真に命かけるか、ということに尽きるんだなぁと改めて認識。自ずと答えは見えていて、そのうちiPhone単体で済ませることになりそうだが、そうすると上の写真のように夜景でズームみたいなシチュエーションは諦めることになるんだなぁ。iPhoneにアタッチメントのカメラレンズをつければいいかとも思ったが、それはそれでかなり面倒だろう。

この悩み、SIMフリーiPhoneを海外旅行で使うようになり、加えてiPhoneのカメラの性能が上がってきてから毎回のように旅行中に考えるようになっていた。今後そんなに気合の入った旅行に行くことが多くはなさそうなので、今回の旅行がカメラ持ち歩く最後の旅になりそうだなという気もしている。(マチュピチュ行くとかなったらまた話は変わりそうだけど。)

ドラクエ感溢れる街ローテンブルク

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ローデンブルクはメルヘンチックな街のイメージとは裏腹に、ドラクエ的なRPG町歩きを楽しむことができる。特に城壁のある外周の南半分を歩くのがおすすめ。
漫画で言うと「進撃の巨人」の街並みをイメージするとわかりやすいと思う。

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ミュンヘン中央駅

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旅行の楽しみ方が変わってきた。

以前は有名な観光地(というかほとんどが世界遺産)をたくさん巡ることばかりを考えていたが、最近の旅は立地の良いレストランで食事しながら景色を楽しんだり、のんびりコーヒーを飲みながら人の流れを眺めたり絵葉書書いたり、日本のことを考えたりとか。そういった「海外にいる時間」を楽しむようになってきた。

ミュンヘンの中央駅でヨーロッパ中から列車が到着し、人がどんどん降りてくる人の波の流れを見ていて、ふと過去の旅行を思い出してそんなこと考えてしまった。

一方で、ここ最近ヨーロッパの大都市への旅行が続いていたので、新しいディスティネーションを探してみたいなぁなんて思っていたりもする。